町田市、相模原市で、外壁塗装・屋根塗装・内装塗装・その他塗り替え工事をしている大門塗装店です。
経年変化で木の階段がくすんで来てしまったという事で、既存塗膜と着色してある色を剥離して、綺麗に仕上げて来ました。
↑施工前です。
艶はまだありますが、経年変化でくすんで来てしまっていますね。
↑施工後です。
今回の階段の木は、集成材といって、色んな木を組み合わせて強度を強くしている木でしたので、集成材が生かせる染色を施工して、クリア塗装は艶無し施工を致しました。
↑階段に物を落とした時に出来た傷です。
↑無垢の木の傷は元通りとはいきませんが、分かりづらくまでは直せる場合があります。
水車は釘を使わず木の性質を生かして作っていくのですが、木はカラカラに乾くと痩せて、水分を含むと膨張します。
水車を作る時は、カラカラに乾燥させて組み立てて、組み立て終わったら水分を含ませて膨張させて、組み上げた木と木が外れないようにします。
無垢の木の傷も、傷の周りにテープなどでダムのように水が溜まるようにして、そこに熱いお湯を溜めます。
お湯を含ませる事によって、傷着いた木の繊維が膨張して、元通りになろうとします。
お湯が冷めたら拭き取って、またお湯を含ませて、という作業を何度も繰り返してある程度木が膨張してきたら、ドライヤーで温めながら乾かしていくと、ほとんど見分けがつかないくらいに元通りに直せる場合があります。
それだけでは凹んでいた箇所が毛羽立ってしまうので、何種類かの紙やすりを使い分けて研磨してあげると、写真のようにほとんど見分けがつかなくなります。
これはやってみないと直せるかわからなかった為、お施主様には伝えずに直したら、ほとんど傷が見分けもつかないくらいになり、大変喜んで頂けました。
施工後の色にも傷の補修にも本当に喜んで頂けたので、嬉しかったです。
これからも内装塗装工事も大門に、と言って頂けるよう日々精進して参ります。
大門塗装店は、国土交通大臣登録団体『一般社団法人 リフォームパートナー協議会』における、町田市内の塗装業の登録第1号店です。