町田市、相模原市で、外壁塗装・屋根塗装・内装塗装・その他塗り替え工事をしている大門塗装店です。
本日は雨天の為、職人さんには内装塗装現場の施工と私鈴木はお見積もりに行かせて頂きました。
↑3件お見積もりに行かせて頂き、2件目のお家の屋根はノンアスベスト屋根材が使用されていました。
ノンアスベスト屋根材は、アスベストの代わりにパルプ繊維を含ませて作った屋根材です。
20年ほど前に約30万棟のお家に使用されたと言われているこの屋根材ですが、パルプ繊維が水を含むとミルフィーユ状にボロボロになり、塗装不可の状態になり、屋根材を交換しなければいけなくなってしまいます。
この屋根材は、カバー工法が好ましく無い為、葺き替えになってしまいます。
葺き替えとは、既存の屋根材を撤去して、新しくスレート瓦かガルバニウムの屋根などに交換する事です。
葺き替えは、産業廃棄物代もかかるし新しい屋根代など、施工金額がかなり高額になってしまいます。
また近年日本の多くの産業廃棄物を受け入れてくれていた中国が、去年末に各国からの受け入れを急に辞めてしまった為、今年に入ってから産業廃棄物代が高騰している為、これからは屋根の葺き替えはより高額の工事になる事が予想されています。
葺き替えは高額だからカバー工法で施工してしまいましょう、という業者さんが居るみたいですが、ノンアスベスト材のカバー工法は雨漏りなどのリスクが大変高い為注意が必要です。
家の敷地内に黒い薄い石みたいのが無数に落ちている場合は、ノンアスベスト材が使用されていて、ポロポロと剥がれて来ている可能性があります。
もしご自身のお家の周りに黒い薄い石みたいな物が落ちていたら、早急に業者さんに見てもらう事をオススメします。